社団法人 九大仏青クリニック

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肝炎の治療法

肝炎の治療法

ここ数年間、肝炎の治療は新しい治療法の導入など年々変貌してきています。今までに約700〜800名程のC型肝炎の患者さんを治療してきましたが、以前と比べ、きめ細かな治療ができるようになりました。C型肝炎に関しては、インターフェロン(IFN)との併用薬であるレベトールと一週間の投与でよいペグインターフェロンが保険認可され、治療の選択肢が広がりました。


■C型肝炎の新しいお薬が登場しました!
いよいよC型肝炎に対する新しい治療薬、「ダクルインザ (ダグラタスビル Daclatasvir)」と「スンベブラ(アスナプレビル Asunaprevir)」の併用療法が認可されました。インターフェロンやリバビリンを使わない新しい治療法で、高い効果が期待されます。注射薬が不要で、2種類の内服薬を使います。今までのインターフェロンを含む治療と比べると副作用も軽減されています。
セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎、又はC型代償性肝硬変の患者さんで、今までの治療でウイルスが消えなかった方、副作用でインターフェロンを含む治療が出来なかった方、うつ病、貧血、高齢者の方などが対象となります。
大きな病院ではなく、「肝臓医がいる診療所」での治療が可能です。


■C型肝炎の新しい併用療法に助成が始まりました!
インターフェロンやリバビリンを使わない、「ダクルインザ (ダグラタスビル Daclatasvir)」と「スンベブラ(アスナプレビル Asunaprevir)」の併用療法(インターフェロンフリー治療)に対して、福岡県によるC型肝炎治療費助成が決定、平成26年10月1日より開始されました!!
下記福岡県のサイトをご覧ください。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kanen-jyosei.html
手続きについての詳細は、居住地域の保健所または、当クリニックにお問い合わせ下さい。


インターフェロン治療


■インターフェロン(IFN)との併用薬であるレベトールとペグインターフェロンを使用するC型肝炎の治療法です。
インターフェロン投与期間制限の撤廃により、肝炎進行および肝癌合併予防と肝癌治療後の再発予防目的にインターフェロンを長期使用する症例が増えてきています。当クリニックの患者さんの中にも、5年以上に渡りインターフェロンを打ち続けている方もおられます。
この様に肝炎の治療は多様化しており、専門家としての力量が問われる時代になっています。インターフェロンの投与方法も治療の目的(完治を目指すのか、または肝炎の沈静化を目的とするのか)に応じて臨機応変に対応する必要があります。
また、インターフェロンとレベトールの投与量も患者さんの合併症の有無(糖尿病・高血圧等)、年齢、肝炎の進行度を総合的に考慮し、患者さんの状態を見ながら調節しなくてはなりません。
インターフェロン治療

インターフェロン治療

当クリニックでのインターフェロン治療は、患者さん一人一人の状態にあわせて導入しております。投与量や患者さんの状態を把握し、治療を進めていくことが重要で、まさにC型肝炎の治療はオーダーメイドな時代になってきています。


■肝炎治療における瀉血(しゃけつ)について一言
10年程前から瀉血にて肝炎の治療を始め、今までに多数の患者さんを実際に治療してきました。患者さんによっては大変有効な治療法となります。また、インターフェロン治療と瀉血療法を併用することにより、インターフェロンの量を最低限に少なくすることが可能となり、インターフェロンの副作用をほとんど感じることなく肝炎の進行をくいとめることも可能です。インターフェロンが使いにくい患者さんにとっては非常に有効な治療法になります。

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